waste a timeのようにwasteに冠詞aが付く理由

wasteは不可算名詞と辞書に載っているのになぜaが付くのか疑問に思う人が多いかと思います。

今回はその辺の話を簡潔にして行きます。

辞書に載っている通りwasteは基本的には不可算名詞ですが、特定の物事を指す時は可算名詞扱いになります。

ここで言う「特定の物事」とはit isやthat isなどで示される「は」の「」の部分です。

この「」の部分を具体的に示して「は~の無駄」と言う場合は必ず冠詞aを付けます。

ofの後ろの名詞が可算名詞であるか不可算名詞であるかは関係ありません。

また、you are a waste of space「あなたは全くの役立たずだ」のような場合も同じで、「」の部分が「あなた」と特定されているので、冠詞aが必ず付きます。

反対にplease tell me about the meaning of waste of time「waste of timeの意味について教えてください」というような場合は特定の物事ではなく一般的な意味を尋ねているので冠詞aは付けません。


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英語で「疑う」という意味のdoubtとsuspectの違い、使い分けについて

doubtsuspectはどちらも「疑う」という意味合いの動詞ですが、それぞれニュアンスが違うので簡潔に解説していきます。

doubt

doubtは「~ないのではないかと疑念を抱く」=「疑う」というように「ない方」に疑念を抱くと言った感じになります。

なので、「彼は本当はやってないんじゃないかと疑う」や「自分が本当に出来るか疑う(自分では出来ないんじゃないかと疑う)」などと言いたい場合はdoubtを使って表現するのが適切です。

例文

I doubt she did.
私は彼女はやってないと思います

I doubt my ability to do it.
私にはそれをやる能力がないと思います

I doubt about the credibility in the case.
私はそのケースの信憑性を疑います

suspect

suspectは「~なのではないかと疑念を抱く」=「疑う」というように「ある方」に疑念を抱くと言った感じになります。

なので「彼は本当はやったんじゃないかと疑う」や「犯人はあの人だと疑う」などと言いたい場合はsuspectを使って表現するのが適切です。

例文

I suspect she did.
私は彼女はやったと思います

I suspect him to be the man who did it.
私は彼こそがそれをやった張本人だと思います

Don’t suspect me for nothing.
何の理由もなしに私を疑わないでくれ


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英語で「~の家に泊まる」などと言いたい場合はsleep over at~と言うと良いという話

英語で「~の家に泊まる」などと言いたい場合はsleep over at~と言うと良いでしょう。

名詞形は間のスペースを詰めてsleepoverとなり、have a sleepover at~で「~の家に泊まる」というようなニュアンスになりますが、sleepoverは「お泊り会/パジャマ会」というような意味合いなので、比較的幼い子供が誰かの家に泊まる時に用いられるのが多い印象です。

多分動詞のsleep overももともとは比較的若い世代の人が誰かの家に泊まる時に用いられる表現だったと思いますが、現在では特に意識なく使われている印象です。

例文

Is it okay if I slept over at my boyfriend house tonight mom?
お母さん、今日彼氏の家に泊まってもいい?

You’re not allowed to sleep over at your friends’ houses yet.
君はまだ友人の家に泊まる事を許可されていない

I just lost the last train of the day, can I sleep over at your place tonight?
たった今終電を逃してしまったよ。今日君の家に泊まってもいいかい?

What does it cost you if I slept over at my friend’s house?
私が友人の家に泊まると何かあなたに不都合があるんですか?

Would you like to have a sleepover with me at my place tonight?
今夜私と私の家でお泊り会しませんか?


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英語で「常識」と言いたい場合はcommon senseと言うと良いという話

英語で「常識」と言いたい場合はcommon senseと言うと良いでしょう。

例えば「常識を破る」とか言いたいならbreak common sense rulesみたいな感じで使います。

なお、common senseは「人がもともと持っているある種共通の感覚、物事の識別能力」=「常識」というような感じなので、日本語の「大人になる過程で自然と身につく知識」=「常識」とは違うという声も聞きますが、大方同じような意味ニュアンスなので基本的には気にしなくて大丈夫です。

ただ覚えて置いた方が良いですよ。

例文

He lacks some of those important common senses.
彼は幾つかの重要な常識が欠落している

Everybody knows that guns are stronger than swords, that’s a common sense.
銃が剣よりも強いってのは誰でも知ってる常識だよ

There are 10 common sense rules I think you should break in the society.
社会において破った方が良い常識、ルールが10個ある

Where did you learn about the “common sense” you say?
君の言うその「常識」はどこで学んだものですか?


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anyとsome/anythingとsomethingの違い、使い分け、否定文で使う場合のニュアンスの違いなどについて

anysomeは良く混合されがちな単語として教科書や参考書などにも使い方の対比などが記載されています。

ただ、some否定文では用いる事が出来ないなど、学習者を混乱させるような内容のものも多いので、今回はその辺の話も交えながらanysomeについて話をしていきます。

先ず初めに

anysomeは全く違う異なる単語で、意味合いが似ている類似しているという認識がそもそも間違っています。

anyは「いかなる~も/どんな~も」という意味合いの単語、主に形容詞です。

「誰でも/何でも」というように、あるグループ全体を指す時に使われます。

例えば、any peopleなら「人」というグループ全体を指すので、

any people can do it.
誰でも出来る

というように「いかなる人も~」=「誰でも~」というようなニュアンスになります。

一方someは「幾つかの/適量の/少量の」などという意味合いの単語、主に形容詞です。

「ある~」というように、あるグループの限定された物事/人々を指す時に使われます。

例えばsome peopleなら「人」というグループのさらに限定された(比較的少数の)人々を指すので、

some people can do it.
一部の人には出来る

というように「ある特定の人々」=「一部の人」というようなニュアンスになります。

any people can do it.
誰でも出来る

some people can do it.
一部の人には出来る


anythingとsomething

anythingsomethingのニュアンスの違いも上記の説明の内容と全く同じで、anythingはあるグループ全体を指す時に使われます。

somethingはあるグループの限定された物事を指す時に使われます。

分かりやすい例として、can I get you something to drink?「何かお飲み物をお持ちしましょうか?」というお店などでよく聞くフレーズをcan I get you anything to drink?にするとどうなるのかを説明します。

先ず、文法的に間違っているか?という問いに対しては間違ってはいないという答えが正解です。

ただ、日常会話において、通常の接客業務における「何かお飲み物をお持ちしましょうか?」というフレーズにanythingを用いるのが適切か?という問いには適切ではないという答えが正解です。

なぜなら、anything to drinkは「いかなる飲み物」=「飲み物全種」を意味するので、can I get you anything to drink?と言うと、あたかもそのお店にはこの世の全種類の飲み物が置いてあるかのようなニュアンスになってしまうからです。

なので、コーヒーやお茶など、ある程度限定されたニュアンスにするのが適切なため、something to drinkを用いるのが一般的には正解となります。

では、can I get you anything?「何かお持ちしましょうか?」というフレーズもお店などではよく聞くが、これも正しくはcan I get you something?なのか?と混乱してしまう方もいるかも知れませんが、飲み物や食べ物などに限定せずに漠然と客の注文を取る場合はcan I get you anything?と言うのが適切です。

can I get you anything?と客に尋ねて、例えば客が飲み物をオーダーしたとして、もう一度can I get you anything else?と言えば「他に何かご注文は?」というようなニュアンスになります。

これを食べ物や飲み物に限定したい場合はsomething to eatやsomething to drinkなどと言います。


否定文に使う場合のニュアンスの違い

not anyとする場合は「いかなる~もない」=「少しもない/全くない」というようなニュアンスになります。

ここで注意して欲しいのが、否定文にanyが使われているからと言ってany=「少しもない/全くない」というようなニュアンスになる訳ではないという事です。

あくまでもnot anyとした場合だけです。

例えば、I don’t have any moneyはnot anyなので「お金を少しも持っていない」となりますが、any money are not availableという文は否定文でもnot anyではないのでanyのニュアンスは変わらず「いかなるお金も使用出来ません」というようなニュアンスになります。

要は否定文だから肯定文だからという話ではなく、基本的にはanynot前にあるのか後ろにあるのかで判断します。

anyの前にnotがある場合はnot anyなのでニュアンスが変わります。

I don’t have any money

反対にanyの後ろにnotがある場合はnot anyではないのでニュアンスは変わりません。

any money are not available

ではsomeを否定文で用いる場合はどうなのか?について話していきます。

結論から言うとsomeの場合は基本的にはそのニュアンスは変わりません

そもそも否定文にsomeって使えるのか?については下記で説明していきます。


someって否定文では使えないのか?

冒頭でも言いましたが、確かに一部の教科書や参考書などではsomeは否定文に用いる事が出来ないというような文言がありますが、否定文にもsomeを用いる事は出来ます。

そしてその場合のニュアンスについては上記で言ったように基本的に変わりません。

例文

I don’t like some of my friends.
何人かの友人の事が好きではない

I couldn’t read some letters in the sentence.
その文章の幾つかの文字は解読出来なかった

I don’t like some Japanese food.
幾つか嫌いな日本料理がある

上記の例文のような使い方は日常的に良く使われる表現です。

ニュアンスも肯定文で用いられる場合と同じですよね。

ではなぜ一部の教科書や参考書はあたかもsomeは否定文では絶対的に用いる事が出来ないかのような事を言うのか?

これについては、おそらくその教科書や参考書が言っているのは、not anyと同じ意味ニュアンスとしてnot someを使う事は出来ないという事だと思います。

例えば「お金をいくらか持っている」と言いたい場合はI have some moneyと言いますが、「お金を少しも持っていない」と言いたい場合はI don’t have any moneyと言います。

英語に慣れていない人は「お金をいくらか持っている」の反対語が「お金を少しも持っていない」と考えて、I have some moneyにnotをつけてI don’t have some moneyとしがちです。

しかし、もともとI have some moneyは単に「お金をいくらか持っている」というだけでなく、「(何かに使うための)お金をいくらか持っている」というようなニュアンスなので、I don’t have some moneyというと「(何かに使うための)お金がいくつかない」というような限定的なニュアンスになってしまいます。

分かりやすく言うと、I don’t have some money for~とすると、生活費や娯楽費など、色々出資しなければならない内の幾つかのお金を持っていないというようなニュアンスになってしまうので、意味が分からなくなってしまうという事です。

こういった混乱を避けるために一部の教科書や参考書ではsomeは否定文では用いる事が出来ないと言っているんだと思います。

ただ、何回も繰り返しますが、否定文でもsomeを用いる事は出来ます。

使えるのは「いくつかの~は~ない」というような先ほどの例文のような場合がほとんどです。

I don’t like some of my friends.
何人かの友人の事が好きではない

I couldn’t read some letters in the sentence.
その文章の幾つかの文字は解読出来なかった

I don’t like some Japanese food.
幾つか嫌いな日本料理がある


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noの後に名詞の単数形や複数形、不可算名詞などが来る場合のニュアンスの違い、使い分けについて

no messageやno messages, no waterなど、noの後ろには可算名詞(単数形/複数形)や不可算名詞などを置く事が出来ます。

単数形を置く場合と複数形を置く場合、不可算名詞を置く場合でニュアンスが少し変わるので、今回はその辺の話をしていきます。

単数形が置かれる場合

単数形が置かれる場合はnot a~「一つも~ない/一人も~ない」などというニュアンスになります。

例文

You got no message today.
今日は一つもメッセージはありません

I have no one in my life.
私の人生には一人もいない

There is no problem in my class.
私のクラスには一つも問題はない

複数形が置かれる場合

複数形が置かれる場合はnot any~「いかなる~もない/全くない/少しもない」などというニュアンスになります。

例文

You got no messages today.
今日は何のメッセージもありません

There is no problems in my class.
私のクラスには何の問題もありません

I have no questions.
何の質問/疑問もありません

不可算名詞が置かれる場合

不可算名詞が置かれる場合は数や量などの概念なく、大小問わず「ない」というような意味合いになります。

ニュアンスは文脈に依存します。

例文

I have no time to do that.
それをやる時間はない

I got no money in my pocket.
ポケットの中に金は入っていない

You have no water, have you?
水持ってないんだろ?


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I myselfやyou yourselfなどの意味、使い方、例文

たまにIやyouなどの主語のすぐ後ろにmyselfyourselfなどの再帰代名詞が置かれる事があります。

これは「私」や「あなた」をより強調するものです。

文末に置くよりも主語の後ろに置いた方がより強調的な印象になります。

you should do it
君は(が)やるべきだ

you should do it yourself
君が自分でやるべきだ

you yourself should do it
君が自分自身でやるべきだ

なお、上記の例文のように、再帰代名詞が副詞のような使われ方をする場合は、文末に置いても主語のすぐ後ろに置いても意味合いは同じですが、再帰代名詞が目的語になる文ではただ単純に場所を入れ替える事は出来ません。

例えば、you should love yourselfという文はyourselfが目的語なので、この文はただ単純に場所を入れ替えても同じ意味にはなりません。

you yourself should loveと言うと、目的語がなく「あなた自身が(~を)愛する/大切にするべきだ」となり(~を)の部分が欠けた状態になります。

この文で再帰代名詞を無理やり主語の後ろに置く場合はyou yourself should love yourselfとしなくてはいけません。

なお、himselfherself, ourselvesなども同じ再帰代名詞です。

例文

Should I myself do it?
私が自分でやらないと駄目ですか?

You yourself told me so!
君が自分で私にそう言ったんじゃないか!

He himself didn’t know about himself.
彼自身己の事を分かっていなかった

She herself was so exited.
彼女自身とても興奮していた

We ourselves would like to buy it.
私たち自身それを購入したいと思っています


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even(~さえ/~すら)の置く場所、位置について

evenの置く位置は強調したい単語やフレーズ、文の直前です。

これは否定文でも肯定文でも同じで、常に強調したい文の直前に置きます。

1.you can even get the money.

2.you can’t even get the money.

3.you can get even the money.

4.you can’t get even the money.

1と2はgetの直前にevenが置かれているので、「手に入れる事すら」というニュアンスになり、3と4はthe moneyの直前に置かれているので「そのお金すら」というニュアンスになります。

和訳

even get the money

1.「君はそのお金を手に入れる事すら出来る(他にも色々出来るし、さらにその上そのお金を手に入れる事すら出来る)」

2.「君はそのお金を手に入れる事すら出来ない(他にも色々制限されていて、さらにその上そのお金を手に入れる事すら出来ない)」

get even the money

3.「君はそのお金すら手に入れる事が出来る(他からもお金が手に入る上に、そのお金さえも自分の物に出来る)」

4.「君はそのお金すら手に入れる事が出来ない(他にも手が届かないお金があり、さらにその上、そのお金すら自分の物に出来ない)」

難しく考えずに、自分が強調したいのは何なのかだけ考えればOKです。

ただし、日本語と英語のニュアンスの違いから混乱してしまう事があるのも事実です。

例えば「私はあなたがここにいる事さえ知らなかった」という文を作りたい場合、I didn’t know even you’re hereと言うと不自然に聞こえてしまいます。

この場合はI didn’t even know you’re hereというのが正解です。

英語では「ここにあなたがいる事を知ってさえいなかった」=日本語の「ここにあなたがいる事さえ知らなかった」となります。

ですが、「私はあなたがここにいたという事実さえ知らなかった(他にも色々知らなかったし、さらにその上あなたがここにいたという事実さえも知らなかった)」と言いたい場合はI didn’t know even the fact you’re hereと言っても自然です。


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英語で「矛盾している」と言いたい場合はcontradictまたはnot make senseを使うと良いという話

英語で「矛盾している」と言いたい場合はcontradictまたはnot make senseを使うと良いでしょう。

contradictはそのまま「相反する/反対する/逆らう」=「矛盾する」というニュアンスなので、it contradicts~「~に矛盾している」という風に使う事が出来ます。

一方のnot make senseは「道理が通らない/言っている意味が分からない」というようなニュアンスなので、例えば相手が矛盾した事(つじつまが合わない事)を言っていて、相手の話が理解できない道理が通らない場合などにthat doesn’t make senseと言うと「矛盾している/つじつまが合っていない」などというニュアンスになります。

例文

That contradicts what you said earlier.
それは君がさっき言った事と矛盾している

You’re contradicting yourself!
君は(言動や行動が)矛盾しているぞ!

Your statement doesn’t make sense.
君の発言は矛盾している/つじつまが合っていない


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英語で文章に動詞が二つ置かれる場合(使役動詞、知覚動詞、その他)

make someone dowatch someone doなどの使役動詞や知覚動詞が使われる英文には動詞が二つ置かれ事があります。

今回はその辺の事をざっくり解説して行きたいと思います。

先ず初めに

make someone dowatch someone doなどの二つ目の動詞は原形不定詞と言って、不定詞からtoを省略したものになります。

to doが文中で名詞や形容詞などの補語扱いになるように、原形不定詞も文中では名詞や形容詞などの補語扱いになります。

※例えば、I like to doのto doは名詞で、I have nothing to sayのto sayは形容詞です。

つまり、he made me goという文は動詞が二つ置かれているように思えますが、実際は主語+動詞+目的語+補語という基本的な平叙文の構造と全く同じという事です。

いずれにせよ原形不定詞が用いられるケースはそんなに多くないので全部覚えてしまいましょう!

使役動詞

使役動詞は名前の通り人や物に「~させる」というようなニュアンスの動詞で、良く原形不定詞と共に用いられるのはmake, have, let, helpの4つです。

makeは強制的に~させる、haveは半強制的に~させる、letは許可を得た上で~させる/~させてもらう、helpは手助けして~させる/させてあげる/してもらうなどと言った感じのニュアンスです。

なお、getも使役動詞として使われる事がありますが、その場合は限定不定詞ではなく不定詞や過去分詞を用いるのでここでは省略します。

例文

Don’t make me do something terrible to you.
僕に君に酷い事をさせないでくれよ

I had a hairdresser cut my hair this morning.
今朝美容師に髪を切ってもらった

Let me go.
行かせてくれ

He helped me stand up.
彼に立たせてもらった/立つのを手伝ってもらった

知覚動詞

知覚動詞は名前の通り五感に関係する動詞の事で、良く原形不定詞と共に用いられるのはsee, watch, hear, noticeの4つです。

ニュアンスはそれぞれの動詞に依存します。

なお、原形不定詞ではなく、hear someone doingwatch someone doingのように現在分詞が用いられる事がありますが、その場合のニュアンスの違いはそのまま進行形と原形のニュアンスの違いとリンクします。

例えばhear someone singは「誰かが歌うのを聞く」というニュアンスで、hear someone singingは「誰かが歌っているのを聞く」というニュアンスになります。

例文

I just happened to see him steal the wallet.
私はたまたま彼が財布を盗むのを目撃した

I don’t wanna watch you do something like that.
君がそんな事をするのを見たくない

I want to hear him sing the song.
彼がその歌を歌うのを聞きたい

I noticed someone knock the door.
誰かが戸を叩くのに気がついた

その他

gocomeなどは使役動詞でもなければ知覚動詞でもありませんが、口語では不定詞ではなく原形不定詞が用いられる事があります。

例文

Go see a doctor.
医者に会いに行く

Go get it.
それを取りに行く

Come see me.
会いに来てください

ちなみに

よく考えたら助動詞が使われている分も動詞が二つ入っている事になりますが、助動詞の場合は「助動詞」+「動詞の原形」で一つの動詞として考えるようです。

go docome doなども助動詞+動詞の原形の仲間と覚えると分かりやすいかも知れません。


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