英語で「安心する・安心している・安心した」を表す表現は幾つかありますが、それぞれニュアンスが異なるので、適切に用いる必要があります。
そこで今回は英語で「安心する・安心している・安心した」を表す表現を幾つかまとめて、それぞれ簡単に解説していくので参考にしてください( ..)φメモメモ
be relieved
(不安や苦痛などから解放されて)安心している(した)
be relievedで「安心している(した)・ほっとしている(した)」などというニュアンスになります。
relievedはrelieveの過去形・過去分詞形で、「(苦痛・心配・不安などの)除去・軽減」の意なので、
多くの場合be relievedは何か心配事や気がかりな事があって、それ等が軽減され、「安心している(した)」などと言う際に用いられます。
※文脈によってはfeel relievedやget/got relievedなどと言う場合もあります
ちなみにI am relievedのようにbe動詞が現在形でも「安心した」などと言う風に訳しますが、これは過去のニュアンスではなくて今現在「安心している」や「安堵している」という意味です。
一方で、I was relievedとした場合は過去のいつかの時点で「安心していた」や「安堵していた」などという意味合いになるので、今現在もその「安心・安堵」を感じているのかはこのフレーズだけでは不明です。
例文
I’m relieved to hear that you’re fine.
あなたが無事と聞いて安心しました
He was relieved to know that he wasn’t the only one who failed to do homework.
彼は宿題をやって来なかったのが自分だけではなかったと知って安心した
You know I always feel relieved whenever I see your smile.
君の笑顔を見るといつもほっとする
I got relieved as soon as I got phone call from you.
君から電話があった瞬間私は安心した
rest assured
(~を保証されて)安心する
rest assuredでも「安心する」などという意味になります。
先ず、restは「休む・そのままでいる」などという意味があり、assureは「~を保証する・安心させる」などという意味がありますので、rest assuredとすると「~を保証された状態で休む(いる)=安心する」などという風になります。
これは「何かが確実に起こる事を保証された状態でいる=安心する」などという考え方なので、例えば誰かを安心させようとして「~なので安心して下さい」などと言う場合に多く用いられます。
例文
You can rest assured that your promotion is a decision.
あなたの昇進は決定事項なので安心して下さい
How can I rest assured when I have no savings at 30?
30歳で貯金ゼロなのに安心なんてできない
Rest assured, he is not that a bad guy as you think.
彼は君が思うほど悪い男ではないから安心しろ
feel at ease
(安らぎを感じて)安心する
feel at easeで「安心する・気持ちが和らぐ」などという意味になります。
easeという単語は名詞として用いる場合「気楽・安心・安楽(困難のないこと・容易さ)」などという意になります。
なのでfeeling at easeとした場合は「不安や心配事がなくリラックスした状態」を意味します。
例えば「誰かと一緒にいると安心する」などと言う時に用いられる事が多いです。
例文
I feel at ease talking with you.
あなたと話をしていると安心する
Can you feel at ease with your family?
家族と一緒にいると安心できますか?
Feeling at ease, he slept like a baby.
彼は安心して赤ん坊のように眠った
I’ve never felt at ease with you.
君と一緒にいて安心した事は一度もない
ちなみに「(誰かに安らぎを与えて)安心させる」などと言いたい場合はput someone at (their) easeなどと言います。
例
All therapists must try and put their patients at ease.
セラピストはみな自分達の患者を安心させるように努めなければならない