appear, show up, emergeの違い、使い分け

appearとemergeとshow upは似たような意味を持つ単語なので、使い分けが難しいと感じる人もいるかも知れません。

そこで今回はそれぞれの使い方と特徴を簡単に解説して、最後にまとめていきますので、参考にして頂けたら幸いです。

appear

appearは「視界に入る」「見える(可視状態になる)」=「現れる」などと言った感じのニュアンスです。

例えば「時間通りに現れる」「隠れていた文字が壁に現れる」「雲の隙間から太陽が現れる」などと言いたい場合は全てappearを用いて表現する事が出来ます。


例文

A few letters appeared on the wall suddenly.
文字がいきなり壁に現れた


She appeared from the window.
彼女は窓から現れた


emerge

emergeは「(水中や暗闇、霧などのように見えにくい場所から徐々に出て来て)視界に入る」=「現れる」などと言った感じのニュアンスです。

例えば「ワニが水中から現れる」「人が建物の陰から現れる」などと言いたい場合はemergeを用いるとしっくり来ます。


例文

I saw a crocodile emerging from the water.
私はワニが水中から現れるのを目撃した


She emerged from the corner of the building.
彼女は建物の陰から現れた


show up

show upは「姿や顔を見せる」=「現れる」などと言った感じです。

例えば「時間通りに現れる」「会議やパーティーなどに現れる」などと言いたい場合はshow upを用いるとしっくり来ます。


例文

He didn’t show up to the class.
彼は授業に現れなかった(来なかった)


She always shows up on time.
彼女はいつも時間通りに現れる


まとめ

先ず、「現れる」を意味する最も一般的な単語(動詞)はappearです。

なので、迷ったらappearを使っておけば間違いありません。

そして、水中や暗闇、建物の陰など、見えにくい場所から徐々に出て来て「現れる」などというようなニュアンスを表現したい場合はemergeを用いると良いでしょう。

最後に、show upはそのまま「姿を見せる」=「現れる」というニュアンスなので、「来る」と訳す場合もあります。

また、今日解説した中で一番口語的なので、日常会話などでは約束した場所に「現れる/来る」などと言いたい場合はshow upを用いて表現するのが一般的です。


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