「~しなくてはならない」「~すべき」「~した方がいい」を意味する5つの英語表現まとめ!

英語には「~しなくてはならない」や「~すべき」「~した方がいい」などを意味する単語や表現が幾つかありますが、それぞれニュアンスが微妙に異なるので適切に使い分ける必要があります。

そこで今回は一般的に良く用いられるものを優先的に5つピックアップして、それぞれ簡単に解説していくので参考にして頂けたら幸いです。

have to do

haveは「持っている」「有している」などという意味合いの単語(動詞)です。

なのでhave to do~という風に用いると「~する事/やる事を有している」=「~する事/やる事がある」などと言う意味合いになります。

英語には「有しているならば(やる事があるなら)やるべきだ」という考えがあるので、have to do~=「~しなくてはならない」「~すべき」などと言った感じのニュアンスになります。

発音はハァヴ トゥゥ ドゥゥ

例文

Do I really have to do this?
本当にやらなくちゃ駄目ですか?

I have to go now, see you later.
もう行かないと、またね

need to do

need は「必要がある」「必要だ」などという意味合いの単語(動詞)ですが、need to do~という風に用いると文脈によっては「~しなくてはならない」というようなニュアンスにもなります。

その場合のニュアンスはそのまま「~する必要がある」=「~しなくてはならない」などと言った感じです。

例えば「早く帰る必要がある」=「早く帰らなければならない」などと言いたい場合はneed to doを用いて表現するとしっくりきます。

発音はニィードゥ トゥゥ ドゥゥ

例文

My wife is waiting for me, so I need to go home early tonight.
今夜は妻が待っているから早く家に帰らなければならない

I need to see a dentist today.
今日は歯科医に会いに行かなくてはならない

ought to do

oughtは「(義務や必要性を表して)~すべきである/~した方がいい」などという意味合いの単語(助動詞)です。

誰かを批判して「~すべき/~した方がいい」などという言う場合に用いられる事が多い印象です。

なので例えば批判的に「あなたは彼にもっと優しくするべきだ」や「あなたはもっと一生懸命働いた方がいい」などと言いたい場合はought to doを用いて表現するとしっくりきます。

なお、ought to doは後述するshould doよりも強調的なニュアンスでmust doよりも控え目な印象です。

発音はオートゥ トゥゥ ドゥゥ

例文

You ought to be more kind to him.
あなたは彼にもっと優しく接するべきだ

You ought to work harder.
あなたはもっと一生懸命働くべきだ

must do

mustは「(義務や必要性を表して)~しなくてはならない/~する必要がある」などという意味合いの単語(助動詞)で、日常的に良く用いられます。

ニュアンスはこれまで紹介した表現や後述するshould doよりも強調的な印象です。

なので例えばyou must do~と言ったら「あなたは(絶対/必然的に)~しなくてはならない」などと言った感じのニュアンスになります。

発音はマァストゥ ドゥゥ

例文

You must finish your homework first.
先に宿題を終わらせなきゃ駄目だ

You must learn how to make money if you wanted to live alone.
一人で生きていくにはお金の稼ぎ方を学ばなければいけないよ

should do

shouldもまた「~すべき」や「~した方がいい」などを意味する最も一般的な単語(助動詞)の一つで、日常的に良く用いられます。

ニュアンスは「~するのが当然だ」=「~すべき」「~した方がいい」などと言った感じです。

なお、先述した通り「~すべき」という義務を表す度合いはought to domust doよりも控え目な印象です。

なので、shouldは義務を表して「~すべき」という風に用いられるよりも勧告を表して「~した方がいい」という風に用いられる事が多い印象です。

ちなみに、「~すべきだった/~であるべきだった」などと言いたい場合はI should have done~やit should have been~などと言って表現出来ます。

発音はシュドゥ ドゥゥ

例文

You should leave now before he comes back.
彼が帰って来る前に行った方がいいよ

Why should I wait for you?
なんであなたを待たなければいけないの?

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