英語には「強要する」や「強制する」などを意味する単語や表現が幾つかあります。
そこで今回は一般的に良く用いられるものを優先的に5つピックアップして、それぞれ簡単に解説していくので参考にして頂けたら幸いです( ..)φメモメモ
Contents
force
forceは「強要する」「強制する」などを意味する最も一般的な単語(動詞)の一つで、ニュアンスは「人の意志に反して強制的に~させる」などと言った感じです。
例えば「~に強要して書類にサインをさせる」「不法滞在者に帰国を強制する」などと言いたい場合はforceを用いて表現する事が出来ます。
発音はフォー(ル)ス
例文
He forced his wife to divorce him.
彼は妻に離婚しろと強要した
I was forced to sign the paper.
私はその書類にサインする事を強要された
The illegal residents were all forced to return home.
不法滞在者たちは皆帰国する事を強制された
coerce
coerceもまた「強要する」や「強制する」を意味する単語(動詞)として広く一般的に認知されています。
ニュアンスは「人の意志に反して~するようにと強制的に説得する」などと言った感じです。
例えば「罪の告白を強要する」「代わりに行くようにと強制する」などと言いたい場合はcoerceを用いて表現する事が出来ます。
発音はコォゥアー(ル)ス
例文
They coerced him to confess what he did.
彼等は自分のした事を白状しろと彼に強要した
I was coerced to go there for him.
彼の代わりにそこへ行けと強制された
compel
compelもまた「強要する」「強制する」を意味する最も一般的な単語(動詞)の一つで、一般的に良く用いられます。
意味合いはforceと類似していますが、forceの方がより強制的なニュアンスになりますので使い分けの参考にしてください。
例えば「アドバイスに従うように強要する」「自白するように強制する」などと言いたい場合はcompelを用いて表現する事が出来ます。
発音はコォンペェル
例文
He compelled me to follow his advice.
彼は私に自分の助言に従うようにと強要した
He was obviously trying to compel me to confess.
彼は明らかに私に自白を強制しようとしていた
make someone do
make someone do~はそのまま訳すと「誰々に~をさせる」となりますが、文脈によっては「強要する」「強制する」などというニュアンスにもなります。
元々「強制的にある動作をやらせる、ある動作をするように仕向ける」などというニュアンスなので、そのまま当てはめて考えてもOKです。
発音はメェィク サァムワァン(ヌ) ドゥゥ
例文
I didn’t want to go, but he made me go.
私は行きたくなかったのだが、彼に強要されて行った
You can’t make me do anything.
私に何かを強制する事なんて出来ないよ
push
pushは主に物理的に「押す」という意味合いの単語(動詞)ですが、文脈によっては「人に何かを強引に勧める」や「無理強いする」「強要する」「強制する」などと言ったニュアンスにもなります。
ちなみに形容詞形はpushyで、意味は「押しの強い」「強引な」などと言った感じです。
発音はプゥシュ
例文
He pushed me to go there.
彼は私にそこに行くように強要した
Don’t do that! you are pushing me!
私に強制するな!
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