英語には「痛い」「痛む」などを意味する単語が幾つかありますが、それぞれニュアンスが微妙に異なるので適切に使い分ける必要があります。
そこで今回は一般的に良く用いられるものを優先的に5つピックアップして、それぞれ簡単に解説していくので参考にして頂けたら幸いです。
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pain
painは「痛み」を意味する最も一般的な単語(名詞)の一つで、痛みの種類を問わず包括的に様々な場面に対応させる事が出来るのが特徴です。
例えば漠然と「足が痛い」や「お腹が痛い」などと言いたい場合はI have a pain in my footやI have a stomach painなどと言って表現する事が出来ます。
なお、痛みの種類を限定して表現したい場合、例えば「刺すような痛みがある」などと言いたい場合は形容詞を一緒に用いてI have a stinging pain in/on~という風に用いると良いでしょう。
例文
I don’t remember exactly since when, but I’ve been having a terrible back pain for many years.
いつからかは正確に覚えていないが、もう何年も背中が痛い
I have a dull pain in my head today.
今日は頭に鈍い痛みを感じている
ache
acheもまた「痛み」を意味するもっとも一般的な単語(名詞)の一つで、日常的に良く用いられます。
ニュアンスは「長い鈍い痛み」などと言った感じで、多くの場合複合語をなして用いられる事が多いです。
例えばheadache⇒頭痛、backache⇒背中痛、stomachache⇒腹痛、などと言った感じです。
なお、動詞として用いる事も可能で、その場合はmy head aches todayのように自動詞として用いられる事が多い印象です。
例文
Do you still have a headache?
まだ頭痛いの?
My legs ache from walking a lot last night.
昨日の夜たくさん歩いたから足が痛い
sore
soreもまた「痛い」を意味する単語(形容詞)で日常的に良く用いられます。
ニュアンスは限定的で「炎症や傷の患部などが痛い」「ひりひりする」「ぴりぴりする」などと言った感じです。
例えば「喉が痛い」や「筋肉痛がする」などと言いたい場合はI have a sore throatやmy muscles are soreなどと言って表現する事が出来ます。
例文
I’m sore all over today, and I don’t know what’s happening to me.
今日は全身が痛いけど何が原因かは分からない
I have a sore back today.
今日は背中が痛い
hurt
hurtは「痛い」「痛む」を意味する最も一般的な単語(動詞)の一つで、日常的に良く用いられます。
例えば「足が痛い」や「喉が痛い」などと言いたい場合はmy legs hurtやmy throat hurtsなどと言って表現する事が出来ます。
なお、「~すると痛い」などと言いたい場合はit hurts to do~やit hurts when~などと言って表現する事が出来ます。
例文
My tummy hurts.
お腹が痛いの
I caught a cold, and it hurts so bad to cough.
風邪を引いてしまって、咳をするとかなり痛い
kill
killは「殺す」という意味の単語(動詞)ですが、文脈によっては「(患部などが)ひどい苦痛を与える」などというニュアンスにもなります。
その場合はmy legs are killing meのようにbe killingの形で用いられる事が多いです。
いずれにせよ余りオフィシャルな言い方ではありませんが、英語圏の国では良く用いられる表現です。
例文
My stomach is killing me.
お腹が死ぬほど痛い
My back is killing me.
背中が死ぬほど痛い
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