英語で「私の知る限り~でない」と言いたい場合はnot that I know ofを使うと良いという話

何か質問された時に「わたしの知る限り~でない」と答えたい場合、not as far as I knowを用いて表現する事が出来ますが、not that I know ofを用いるとよりネイティブの日常会話っぽくなります。

例文

A: Is she trying to find a job?
彼女仕事探ししてる?

B: Not that I know of.
私の知る限りしてないよ

A: He betrayed me, didn’t he?
彼は私を裏切った、違う?

B: Not that I know of.
私の知る限り彼は君を裏切ってないよ

A: Did she get married already?
彼女ってもう結婚したっけ?

B: Not that I know of.
私の知る限りまだだよ


ちなみに、質問に答える時だけでなく、相手の意見に対して「私の知る限り/私の経験上~でない」と言いたい場合もnot that I know ofで表現する事が出来ます。

例文

A: Friends are the most important ingredient in the recipe of life.
人生という名の料理において友達こそが最も重要な材料である

B: Not that I know of.
私の知る限りそうではない

A: You are an idiot.
あなたは馬鹿だ

B: Not that I know of.
私の知る限り私は馬鹿ではない


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英語で「面倒くさい」「だるい」と言いたい場合はdragを使うと良いという話

英語で「面倒くさい」「だるい」を意味する表現は幾つかありますが、日本語の「面倒くさい」というニュアンスに最も近い表現はdragを用いたものだと思います。

dragは「引っ張る、引きずり込む、引き寄せる」などという意味合いの動詞で、「(無理やり)連れて行く」などという風に用いられる事もあります。

これを名詞として用いると日本語の「面倒くさい」「だるい」に近いニュアンスを出す事が出来ます。


例文

What a drag that I have to go to school on a holyday.
休みの日に学校に行かなくてはならないなんて、なんてだるいんだ

I know it’s such a drag, but we gotta finish this work by tomorrow morning, so let’s get started.
面倒くさいけど明日までにこの仕事を終わらせなきゃいけないんだから早く始めよう

It’s gonna be a huge drag brother.
かなり面倒くさい事になりそうだな兄弟

He is so boring and such a drag.
彼は退屈で面倒くさい人だ


ちなみに、「面倒くさい」を意味する表現として、pain in the neckというものもありますが、こちらは首のちくちくする痛みのように不快でいらいらするような物事に対して比喩的に用いられる事が多いです。

ニュアンスは「厄介、うんざり、邪魔、面倒くさい」などと言った感じです。

例えば、問題ばかり起こす人の事を指して、He is a pain in the neckなどと言った場合は「彼は厄介者だ」となります。

文脈によっては「面倒くさい」と訳す事も出来ますが、どちらかというと上記の文のように「厄介」と訳した方がしっくりくる事の方が多い気がします。


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英語で「絶対~ない」「最も~ない」「一番~ない」と言いたい場合はlastを使うという話

例えば「絶対に~したくない」「それは最も/一番したくない事だ」などと言いたい場合は文脈にもよりますが、lastを用いて表現するとネイティブの表現っぽくなります。

例文

You’re the last person I wanna see when I die.
私は自分の死に際に君にだけは会いたくない

It’s the last thing I wanna say in public.
公共の場でそれだけは言いたくない

Prison is the last place I wanna be in.
刑務所には絶対に入りたくない

Betraying you is the last thing I wanna do to you.
君を裏切る事は私が最もしたくない事だ


他にも「最も~しそうにない」などと言いたい場合もlastを使うと良いです。

例文

It’d be the last thing to happen for the moment.
今のところそれが一番起こりそうにない

You’re the last person who would come to save me when I’m in trouble.
あなたほどピンチの時に私を助けに来なさそうな人はいない

You would be the last person who ends up being rich among us.
私たちの中で君が最も金持ちになれそうにない


まとめ

組み合わせ次第では他にも数えきれないほどバリエーションがありますが、基本的な考え方はthe last thing=「一番最後の物事」=「一番/最も/絶対~ない物事」です。

文脈によってthe last personやthe last placeなどと変化しますが、基本的な考え方は上記の通りですので、使いやすいはずです。


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英語で「持続する/待つ/引き止める/耐える/持ちこたえる」などという意味のhold upの使い方・例文

hold up
持続する・待つ・引き止める・耐える・持ちこたえる.etc

hold upで「持続する/させる・待つ/待たせる・引き止める・耐える/耐えさせる・持ちこたえる/持ちこたえさせる」などというニュアンスになります。

ひとえにhold upと言っても、状況や文脈によって訳し方は様々なので難しく考えてしまいがちですが、基本的なイメージは同じです。

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英語で「延期する/先延ばしにする/近寄らせない」などという意味のhold offの使い方・例文

hold off
延期する/先延ばしにする/近寄らせない.etc

hold offで「延期する/先延ばしにする/遅らせる/近寄らせない」などというニュアンスになります。

例えば行動や決断などを「延期する・先延ばしにする・遅らせる」や嫌な相手、敵などを「近寄らせない」などという場合に用いる事ができます。

さて、実際にどのように訳すかは文脈によって決まりますが、hold offの基本的なイメージは「~を離れた(offの)状態に維持する・保つ」または「~から離れた(offの)状態を維持する・保つ」です。

なので、「行動や決断などを離れた状態に維持する・保つ=先延ばしにする」「嫌な相手・敵などを離れた状態に維持する・保つ=近寄らせない」などという風に捉えましょう。

holdは「そのままの状態を維持する・保つ」という意味合いがあり、offは「分離・離れた状態」を意味する副詞・前置詞なのでhold off=上記のようなニュアンスになります


例文

I decided to hold off buying a new car until I find a job.
仕事を見つけるまで新しい車を買うのは延期する事に決めた


We agreed to hold off seeing each other for more few days.
我々はもうあと数日はお互いに会わない事に合意した


Let’s hold off making a decision until he comes back.
彼が戻ってくるまで決めるのを延期しましょう


I’ve bee trying to hold off my girlfriend from finding my secrets.
僕は秘密が彼女にばれないように努めている

※彼女が秘密を発見するのを離れた状態に維持する・保つ=秘密がばれないようにする


Can you hold off for a minute?
ちょっと待ってもらえますか?

※「離れた状態を維持する=待つ」という風に訳す事もできる


She has held me off for a long time although I have no intention to hurt her.
私は彼女を傷つける気は全くないのに彼女は私をずっと近寄らせないようにしている


I held off my boss all day today ‘cause he was seemingly going to tell me something serious.
上司が私になにか真面目な話をしようとしていたので私は彼を一日中近づかせないようにしていた





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英語で「待つ/耐える/持ちこたえる」などという意味のhold onの使い方・例文

hold on
待つ/耐える/持ちこたえる.etc

hold onで「待つ/耐える/持ちこたえる」などというニュアンスになります。

先ず、holdという単語(動詞)は「そのままの状態を維持する・保つ」というニュアンスがあり、onは副詞として「どんどん・絶えず(続ける)」などという意味合いがあるのでhold onとすると「そのままの状態を保ち続ける」などという風になります。

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英語で「(感情などを)抑制する/引き止める/足を引っ張る/控える」などという意味のhold backの使い方・例文

hold back
(感情などを)抑制する/引き止める/足を引っ張る/控える.etc 

hold backは文脈によって様々な訳し方ができるので、どのように訳して良いか迷ってしまう事がありますが、基本的にどれも訳し方が違うだけで元のイメージは全部同じで「hold back=~を後ろ(後方)に維持する・保つ」です。

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英語で「さらに/その上」という意味のwhat is moreの使い方・例文

what is more
さらに/その上

what is moreは多くの場合what’s moreと省略されて使われる事の多いフレーズで、ニュアンスは「さらに/その上」などです。

これは、話になにかを付け足す時になどによく用いられるフレーズで、特に今した話にさらに驚くべき事や興味深い事などを付け足す時に多く用いられます。

“英語で「さらに/その上」という意味のwhat is moreの使い方・例文” の続きを読む

英語で「~すればするほど~」という意味のthe more, the moreの使い方・例文

the more, the more
すればするほど

the more~the more~で「~すればするほど~である」などというニュアンスになります。

The more money you give them, the more they want.
彼らにお金を与えれば与えるほど彼らはもっと欲しがる

“英語で「~すればするほど~」という意味のthe more, the moreの使い方・例文” の続きを読む

英語で「多かれ少なかれ/大体/ほとんど」などという意味のmore or lessの使い方・例文

more or less
多かれ少なかれ/大体/ほとんど

more or lessは比較級のmore(より多い・大きい)とless(より少ない・小さい)から成り立っているフレーズで副詞として用いられます。

morelessはお互いに反対の意味を持つ単語同士なので、more or lessとするとお互いのニュアンスを相殺し合い、ニュアンスは「大体・ほとんど・多かれ少なかれ」などといった感じになります。

“英語で「多かれ少なかれ/大体/ほとんど」などという意味のmore or lessの使い方・例文” の続きを読む