英語で「面倒くさい」「だるい」を意味する表現は幾つかありますが、日本語の「面倒くさい」というニュアンスに最も近い表現はdragを用いたものだと思います。
dragは「引っ張る、引きずり込む、引き寄せる」などという意味合いの動詞で、「(無理やり)連れて行く」などという風に用いられる事もあります。
これを名詞として用いると日本語の「面倒くさい」「だるい」に近いニュアンスを出す事が出来ます。
例文
What a drag that I have to go to school on a holyday.
休みの日に学校に行かなくてはならないなんて、なんてだるいんだ
I know it’s such a drag, but we gotta finish this work by tomorrow morning, so let’s get started.
面倒くさいけど明日までにこの仕事を終わらせなきゃいけないんだから早く始めよう
It’s gonna be a huge drag brother.
かなり面倒くさい事になりそうだな兄弟
He is so boring and such a drag.
彼は退屈で面倒くさい人だ
ちなみに、「面倒くさい」を意味する表現として、pain in the neckというものもありますが、こちらは首のちくちくする痛みのように不快でいらいらするような物事に対して比喩的に用いられる事が多いです。
ニュアンスは「厄介、うんざり、邪魔、面倒くさい」などと言った感じです。
例えば、問題ばかり起こす人の事を指して、He is a pain in the neckなどと言った場合は「彼は厄介者だ」となります。
文脈によっては「面倒くさい」と訳す事も出来ますが、どちらかというと上記の文のように「厄介」と訳した方がしっくりくる事の方が多い気がします。
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