as long asとas far asは似たような意味合いの表現としてよく混合されがちです。
また、他の比較級as~asとは違うと思っている方も多いようなので、今回はその辺の話を交えながら簡単に解説していきます。
Contents
先ず初めに
as long asもas far asも他の比較級as soon asなどと全く同じです。
ただ他の比較級よりも汎用性が高いのであたかも別の用法かのような扱いを受けていますが、実際は他の比較級と何ら変わりありません。
では何故longとfarで「~の限り」や「~である限り」などというニュアンスになるのか?
それは最後までこの記事を読んで頂ければ分かると思いますのでもう少しお付き合いください。
as long as
as long asのlongは「時間/距離/物事/程度」の長さ/持続性を意味します。
なので、I’ll love you as long as I liveは「私は生きる長さと同じくらい(の時間)あなたを愛します」となります。
これを自然なニュアンスに直すと「私は生きている限りあなたを愛します」となります。
~と同じくらい~は他の比較級as~asと同じニュアンスですよね?
つまりas long asも同じ比較級(同等)という事です。
よくas long asは「条件」と言う風に教えられると思いますが、結果的に「条件」のようなニュアンスになるだけでイコールではありません。
基本は他の比較級と同じと覚えておいてください。
例文
As long as you’re happy, I’m happy.
あなたが幸せなら私も幸せです
※私はあなたが幸せである時間と同じ長さの時間(同時に)幸せであります=私はあなたが幸せである限り幸せです
You could never change anything as long as you don’t change yourself first.
自分を先に変えない限りあなたは何も変えられないだろう
※あなたが自分を変えない時間と同じくらいの時間(期間)あなたは何も変えられないだろう
as far as
as far asのfarは「時間/距離/物事/程度」の範囲(端から端までをイメージ)を意味します。
as far asも他の比較級と同じなのでthere is nothing as far as I can seeは「私が見える範囲と同じくらいの範囲には何もありません」となります。
これを自然なニュアンスに直すと「私が見える範囲内には何もありません」=「私が見る限りそこには何もありません」となります。
as far asは他の比較級と同じように考えると混乱しやすいのでas far as=「範囲内では」=「~の限り」と丸暗記した方が良いかも知れません。
ただ基本的にはas long asと同じように他の比較級と同じだと覚えておいてください。
例文
She is married as far as I know.
私が知っている限り彼女は既婚者だ
※私の知っている範囲と同じくらいの範囲では(私の知っている範囲内では)彼女は既婚者だ
Go as far as you can.
出来る限り遠くに行け
※あなたが行ける範囲と同じくらい(の距離を)行け=出来るだけ遠くに行け
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