朝はin the morning, 夕方はin the eveningのようにinを使うのに対し、夜はat nightのようにatを使う理由

夜明け、朝、昼、夕、晩のように、英語にもこれらの言葉を意味する表現がありますが、朝夕はinを使うのに対し夜明けと昼夜はatを使う場合が多いです。

今回は何故このようにinatで使い分けられているのかについて簡潔に話していきます。

先ず初めに

inはin a month, in a day, in a minuteのように、ある時間からある時間まである程度間があるような場合に用いられます。

1~30日の間=in a month, 1~24時間の間=in a day, 1~60秒の間in a minute

atはat the moment, at that time, at ten o’ clockのように、ピンポイントまたは点的にある時間/瞬間を言及する時に用いられます。


in the morning

時期によって朝(午前)の時間は異なりますが、基本的に1~6時間ほどの時間の間があります。

なので、朝(午前)はin the morning「(約)朝6時からお昼の12時まで」を使います。

例文

Wake up early in the morning.
朝早くに起きる

Receive a letter in the morning.
朝に手紙を受け取る


in the evening

夕方も朝(午前)と同じで、時期によって時間は異なりますが、平均15時~18時頃までです。

1~3時間の時間の間があるので、これもinを使ってin the eveningと言うのが通例となっています。

例文

Eat something in the evening.
夕方に何か食べる

Meet someone in the evening.
夕方に誰かと会う


at noon

noonは正午(昼の12時ジャスト)を表す単語です。

なので、ピンポイントまたは点的なので、atを使ってat noonと言うのが通例です。

これが「昼頃」ならaround noonという風に言います。

例文

I have an appointment tomorrow at noon.
明日正午に約束がある

Meet me at noon.
正午に私と会ってください


at night

では夜はどうなのか?

夜は一番長いはずなのに何故inではなくatを用いるのか不思議に思っている人も多いかと思います。

これには明確な答えはありませんが、一般的には人は夜眠る事が多いので、夜を知覚する時間が点的のように短いためinではなくatが用いられるというような認識のようです。

現代人の感覚からするとそうは言っても暗くなってから寝るまでに数時間の時間の間はあるのでinを使う方がしっくりくると感じるかも知れませんが、昔の人は電気などなかったので、暗くなったら寝るのが基本だったでしょうから、夜を点的な時間と捉えてatを用いたというのも理解出来ます。

暗くなったら眠る→気づいたら朝になっている=点的=at night

例文

Work at night.
夜に働く

Stay up late at night.
夜遅くまで起きている


at dawn

空が白んでから明るくなるまでの間を「夜明け」と言います。

確かに空が白んでから明るくなるまである一定の時間の間はありますが、感覚的にあっという間に過ぎるので、これも点的と捉えてat dawnと言うのが通例です

例文

It happened at dawn.
それは夜明けに怒った

Wake up at dawn.
夜明けに起きる


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