【保存版】助動詞wouldの最も基本的な5つの使い方!

wouldwillの過去形で様々な場面で用いられる非常に頻出頻度の高い単語(助動詞)ですが、とにかく用法が多いので全部を完璧に覚えるのはとても大変です。

そこで今回は最も基本的な使い方を5つまとめて、それぞれ簡単に解説していくので参考にしてください。

過去/現在/未来の事柄に関する推測

この用法は過去、現在、未来の事柄に関する推測を表すもので、日本語に訳すと「~だろう」「~だったであろう」などというニュアンスになります。

よくifと共に用いて「~だったなら~だろう」「~なら~であっただろう」などという風に用いられる事が多い印象です。

また、ifと現在完了形(have)などと共に用いてif~I would have done~などとすると、過去の出来事に関する推測を表して「~したであろう」「~であっただろう」などというニュアンスになりますが、

これは仮定法過去なので実際には行わなかったが、もし~だった場合は「~したであろう」「~であっただろう」などというニュアンスです。

例文

「過去」

He would be about 30 when he got married, I suppose?
彼が結婚したのは30歳ぐらいの時だったよね?

「仮定法過去」

If I were you, I would have done the same thing.
もし私があなたでも同じ事をしただろう

「現在」

You would be the only person who really cares about me.
私の事を心から気遣ってくれる人はあなたくらいでしょう

「未来」

He would think it’s very rude of me if I didn’t show up for the party.
私がそのパーティーに顔を出さなかったら彼は失礼だと思うだろう

過去/現在/未来の事柄に関する意志

wouldの原形willはもともとは「意志」を表す単語なので、その流れを汲んでwouldも主語の意志を表す事が出来ます。

その場合のニュアンスには「~しよう」「~しようとした」「~するつもり」「するつもりだった」などとなります。

なお、主語の意志を表す条件節で用いた場合は「もし~する意志さえあれば」などというニュアンスになります。

ちなみに、最初の用法と被る部分が多いのはこちらの用法が最もコアに近い用法だからです。

要はこちらの用法が先行で、最初に紹介した用法や後に紹介する用法は全てこの用法の応用という事になります。

例文

You know I could teach you English if you would.
君にその気があるなら英語を教えてあげるのだが

I think he wouldn’t go there alone.
私は彼はそこへ一人で向かう気はないと思う

I decided I would quit smoking.
タバコをやめようと決意した

He wouldn’t let anybody help him.
彼は決して誰の助けもかりようとしなかった

過去の習慣

先ほどの「意志を表す用法」を応用して、過去の習慣、動作などの反復についての回想などを表す事が出来ます。

その場合は「以前はよく~したものだ」「昔はよく~した」などというニュアンスになります。

なお、これもよく用いられる用法なので覚えておくと便利です。

例文

He would go on a fishing alone back then.
当時彼はよく一人で釣りに出かけたものだ

I would often cook Japanese food for my mother.
昔はよく母親に日本食を作ってやったものだ

控え目な意思表示

先ほどの「意志を表す用法」を応用して、控え目な意思表示を表す事も出来ます。

これは主語、話し手の意見や感情を遠回しに表現したもので、とても控え目で丁寧な印象を与えます。

よく、preferlike, loveなどと言った話し手の好みを表す単語と一緒に用いる事が多いです。

その場合のニュアンスは「~したい」「~したいと思う」などという風になります。

例文

I would like to have some more coffee.
コーヒーのおかわりが欲しいのですが

I would prefer to go there with you.
あなたと一緒に行きたいのですが

丁寧な依頼/勧誘

先ほどの「意志を表す用法」を応用して、丁寧な依頼、勧誘を表す事も出来ます。

こちらもよく用いられる用法で、主に疑問文として用いられます。

なお、原形willを用いても丁寧な依頼、勧誘を表現する事が出来ますが、wouldを用いた方がより丁寧で控え目なニュアンスになります。

例文

Would you mind telling me the directions to get there?
そこへ行く道順を教えてくれませんか?

Would you like to go out with me sometimes?
たまには一緒にでかけませんか?

関連記事

前置詞atの基本的な4つの使い方!

【保存版】onの基本的な5つの使い方を丁寧に分かりやすく解説!

【保存版】forの7つの使い方とイメージ!

【保存版】doingの基本的な3つの使い方!

【保存版】beforeの基本的な3つの使い方!

【保存版】toの9つの使い方とイメージ!

【保存版】ofの基本的な2つの意味と使い方!

【保存版】覚えておくと便利なunlessの意味・使い方・例文

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です