finally, at last, in the endは似たような意味を持つ単語(副詞)なので、使い分けが難しいと感じる人もいるかも知れません。
そこで今回はそれぞれの使い方と特徴を簡単に解説して、最後にまとめていきますので、参考にして頂けたら幸いです。
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finally
finallyは「最後に、ようやく、ついに、やっと、とうとう」などという意味合いの副詞です。
通常we finally found her「我々はついに彼女を見つけた」のように主語と本動詞の間に置かれる事が多いですが、文脈によっては文の頭や終わりに置かれる事も多々あります。
ちなみに、canなどの助動詞を挟む場合はwe could finally find herのように、助動詞と本動詞の間に挟むか、文の頭や終わりに置きます。
例文
Finally you answered! How many time do you think I called you?
やっと(電話に)出たか!何回かけたと思ってるんだ
So, you finally decided to join our club?
とうとう我々のクラブに入る気になったかね?
She has finally made her mind to put an end to the matter.
彼女はようやくその問題に終止符を打つ決意をした
Finally, I want to say thank you.
最後に、君に感謝したい
at last
at lastもまた「最後に、ようやく、ついに、やっと、とうとう」などという意味合いの副詞で、置く場所も使い方もfinallyと同じと考えて大丈夫です。
使い分けに関しては正直これという決まりがある訳ではないので、文脈に合わせて使い分けるしかなさそうです。
例えば、At last, I finished my last artwork before moving to London.「ロンドンに行く前の最後の作品をようやく仕上げた」という風に言ってしまうと、lastという単語が重複してしまうので、Finally I finished my last artwork before moving to London.という風に言い直すと言った感じです。
例文
You are here at last! I was waiting for you all day.
やっと来たか!一日中待ってたんだぞ
My final exam has at last finished.
期末試験がようやく終わった
At last, I could understand what he meant.
彼が言った事の意味がようやく分かった
in the end
in the endは「最後に、結局、最終的に、終わりに」などという意味合いの副詞です。
少し長いため文の頭や終わりに置かれる事が多く、文の間に入る場合でもカンマで区切られる事がほとんどです。
文脈によってはfinallyやat lastと同じような意味合いにもなりますが、前記2つの副詞と違って「ようやく、やっと」という意味合いで使われる事はあんまりありません。
例文
Sooner or later, we’ll all die in the end.
遅かれ早かれ最後には我々は皆死ぬ
After a long time, in the end, she decided not to buy that house.
長い時間をかけ、結局彼女はその家を買わない事に決めた
In the end, I want to say thank you.
最後に、君に感謝したい
まとめ
finallyとat lastはほとんど同じで、in the endはそのままの意味。
ちなみに、スピーチやプレゼンなどで「最後に~」と言いたい場合はLastly~またはLast~という風に言う事も出来ます。