英語で「仕返しをする」「復讐する」「報復する」などを意味する単語/熟語表現まとめ!

英語には「仕返しをする」「復讐する」「報復する」などを意味する単語や表現が幾つかありますが、それぞれニュアンスが微妙に異なるので適切に使い分ける必要があります。

そこで今回は一般的に良く用いられるものを優先的に7つピックアップして、それぞれ簡単に解説していくので参考にして頂けたら幸いです。

revenge

revengeは「仕返しをする」「復讐する」「報復する」などを意味する最も一般的な単語(動詞)の一つで、様々な場面でよく用いられます。

ニュアンスは「個人的な憎しみや恨みなどを動機として(精神的、肉体的、物質的な)害を与える」などと言った感じになります。

一般的にrevenge oneself on~(~に仕返し/復讐/報復をする)またはrevenge A(Aの復讐をする)という形で用いられる事が多い印象です。

発音はリィヴェンヂュ

例文

I have to revenge myself on my dad for giving me a stupid name.
私は私に変な名前を付けた父に復讐をしなければならない

I’ll revenge this insult in the near future.
近い将来この無礼の仕返しはさせてもらう

I gotta revenge his death on the girl.
彼の死の報復をあの女にしなくてはならない

avenge

avengeもまた「仕返しをする」「復讐する」「報復する」などを意味する最も一般的な単語(動詞)の一つで、比較的よく用いられます。

revengeとスペルや意味合いが類似していますが、avengeの場合は「不正や悪事などに対して正当な制裁を加える」=「仕返しをする」などと言った感じのニュアンスになります。

なお、使い方はrevengeとほとんど同じでavenge oneself on~(~に仕返し/復讐/報復をする)またはavenge A(Aの復讐をする)という形で用いられる事が多い印象です。

発音はアヴェンヂュ

例文

Avenge this on him for me, please.
私の代わりに彼にこの仕返しをしてください

I swore to avenge my best friend’s death.
私は親友の復讐をすると誓った

take revenge

revengeを名詞として用いて、take (one’s) revenge on~などという風に用いる事で「~に仕返し/復讐/報復する」というようなニュアンスになります。

動詞として用いる場合に比べてより口語的なニュアンスになるので、使い分けの参考にしてください。

発音はテェィク リィヴェンヂュ

例文

I’ll take revenge on him instead of you.
あなたの代わりに私が彼に報復をします

I’ll take her revenge on him.
彼女の仇は私が取ります

I swear to take my revenge on you for this.
この恨みは必ず晴らします

retaliate

retaliateもまた「仕返しをする」「報復をする」を意味する最も一般的な単語(動詞)の一つで、比較的よく用いられます。

ニュアンスはrevengeと類似していますが、retaliateの方がより「肉体的、身体的、物理的な仕返し/復習/報復」に対して用いられる事が多い印象です。

例えば、「殴られた仕返しをする(殴り返す)」「武力攻撃の報復をする(武力攻撃で返す)」などと言いたい場合はretaliateを用いる方が一般的です。

なお、Google上で英語検索してみると「retaliatemake an attack in return for a similar attack」と出て来ますので参考にしてください。

発音はリィタァリィエイトゥ

例文

I know he hit you first, but it’s meaningless to retaliate against him for that.
彼が先に手を出したのは分かってるけど、仕返しをしたってなんの意味もないよ

You’re dead man, he’s coming for you to retaliate for this.
お前はもう終わりだ。彼が報復しにやってくるぞ

People in my city want to retaliate against terrorists.
街の人々はテロリストに報復を望んでいる

pay back

pay backはそのまま訳すと「払い戻す」などという意味合いになりますが、文脈によっては「仕返しをする」「報復をする」などというニュアンスにもなります。

その場合のニュアンスはrevengeretaliateと類似しています。

発音はペェィ バァク

例文

Remember I’ll pay you back for this.
この礼は必ずするから覚えとけ

Why don’t you pay him back for what he did to you.
彼があなたにした事に対して報復したらどうですか?

Don’t worry, I’ll never even think about paying you back.
仕返しなんて考えもしないから安心してくれ

get back

get backは「戻る」「帰る」「後退する」などという意味合いの表現ですが、get back at~とする事で「~に仕返しする」「~に復讐する」などというニュアンスにもなります。

これはそのまま「~に返す、~に戻す」=「仕返し、復讐する」などと言った感じで、ニュアンスはrevengeに近いです。

なお、get back to~とした場合は「~の元へ帰る」などという意味合いになりますので注意してください。

発音はゲェトゥ バァク

例文

How do you get back at him for this?
どうやって彼に仕返しする?

I’m thinking about getting back at her for her rudeness.
彼女の無礼に対して復讐しようと思う

Please don’t get back at me, I didn’t mean it.
お願いだ仕返しなんてしないでくれ。そんなつもりじゃなかったんだ

return the favor

return the favorはもともとは「お返しをする(お礼をする)」などという意味合いの表現になりますが、皮肉的に用いる事で文脈によっては「仕返しをする」などというニュアンスにもなります。

発音はリィタァー(ル)ン(ヌ) ザァ フェィヴァ(ル)

例文

He used to treat me like a shit, so I’m going to return the favor someday.
彼は以前私をゴミのように扱ったからいつかそのお礼をしようと思っている

A:Oops, sorry about that.
おっと悪いな

B:Oh that’s okay, I’ll return the favor.
後でこの礼はさせてもらうから気にすんな

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