英語には「奇妙な」「おかしい」「変な」などを意味する単語が幾つかありますが、それぞれニュアンスが微妙に異なるので適切に使い分ける必要があります。
そこで今回は一般的に良く用いられるものを優先的に5つピックアップして、それぞれ簡単に解説していくので参考にして頂けたら幸いです。
Contents
odd
oddは「奇妙な」「おかしい」「変な」などを意味する最も一般的な単語(形容詞)で、日常的に良く用いられます。
ニュアンスは「通常とは異なる」「予想していたものとは異なる」=「奇妙な」「おかしい」「変な」などと言った感じです。
例えば「変な時間に目が覚める(通常とは異なる時間に目が覚める)」「奇妙な男(通常とはどこか異なる男)」「それはおかしい(通常とは異なる)」などと言いたい場合はoddを用いて表現する事が出来ます。
ちなみに、奇数はodd number、偶数はeven numberと言います。
発音はオドゥ
例文
I woke up at odd hours last night.
昨夜は変な時間に目が覚めた
It may sound odd, but I definitely heard someone calling my name then.
奇妙に聞こえるかも知れないが、私は絶対にその時誰かが私の名前を呼ぶのを聞いた
It’s odd that she doesn’t show up on time.
彼女が時間通りに現れないなんておかしい
strange
strangeもまた「奇妙な」「おかしい」「変な」などを意味する最も一般的な単語(形容詞)で、日常的に良く用いられます。
ニュアンスは「普通、一般的ではない」「予期しない、驚くべき」「不思議な」=「奇妙な」「おかしい」「変な」などと言った感じです。
例えば「様子が変だ、おかしい(普通ではない)」「子供はよく変な事を言う(予期しない、驚くべき事を言う)」などと言いたい場合はstrangeを用いて表現する事が出来ます。
ちなみに、strangeには「未知の」「見知らぬ」などという意味合いもあるので、「見知らぬ人」「未知の場所」などと言う場合などにも用いる事が出来ます。
発音はストゥレェィンヂュ
例文
That’s strange, me too I saw him in a different place today.
それは奇妙だな。私も今日違う場所で彼を見かけましたよ
Nothing is strange my friend.
おかしい事なんて何もないさ
She goes to her school wearing strange clothes everyday.
彼女は毎日変な服を着て学校に通っている
weird
weirdもまた「奇妙な」「おかしい」「変な」などを意味する最も一般的な単語(形容詞)で、日常的に良く用いられます。
ニュアンスは「超自然的な」「普通、一般的ではない」「予期しない」「気味が悪い」=「奇妙な」「おかしい」「変な」などと言った感じです。
例えば「おかしな、変な男(気味が悪い男)」「それは奇妙だ(超自然的だ)」などと言いたい場合はweirdを用いて表現する事が出来ます。
発音はウィア(ル)ドゥ
例文
Her boyfriend was a little weird.
彼女の彼氏は少し変だった
That’s weird, I thought I turned off the light but the room is still bright.
おかしいな、部屋の電気は消したと思ったがまだ明かりがついている
He said something really weird then.
彼はその時本当におかしな事を言った
bizarre
bizarreもまた「奇妙な」「おかしい」「変な」などを意味する最も一般的な単語(形容詞)で、比較的よく用いられます。
ニュアンスは「普通、一般的ではない」「奇怪な」「異様な」「信じられない」=「奇妙な」「おかしい」「変な」などと言った感じで、Google上で英語検索してみると「bizarre=very strange or unusual」と出てきます。
また、あの有名な漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の英訳は「Jojo’s Bizarre Adventure」です。
発音はビィザァー(ル)
例文
She is bizarre.
彼女は頭がおかしい
I’ve never experienced such a bizarre situation as this.
私はこんなにも奇妙な状況を経験した事は未だかつてない
What’s so bizarre?
何がそんなに変なんだ?
funny
funnyは「可笑しい」「面白い」などという意味合いの単語(形容詞)ですが、文脈によっては「おかしい」「変な」「妙な」などというニュアンスにもなります。
その場合のニュアンスは「説明や理解が難しい」=「変な」「おかしい」「妙な」などと言った感じです。
例えば「変な気持ちがする(説明や理解が難しい気持ち)」「妙な音(説明や理解が難しい音)」などと言いたい場合はfunnyを用いて表現する事が出来ます。
発音はファニィ
例文
Do you think I fell in love with her? I always get some funny feelings whenever she looks at me.
彼女に見つめられるといつも変な気持ちになるんだけど、俺は彼女に恋しちゃったのかな?
Don’t make such a funny noise when I’m doing my homework.
私が宿題やっている時に変な音を出すな
What’s so funny?
何がそんなにおかしいんだ?
お知らせ
英語の類似表現を集めた書籍「英語の類似表現まとめBOOK」をAmazonで販売中です。
興味のある方は是非一度ご覧ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DF57XPMV