help yourselfだけじゃない!英語で「ご自由に//気兼ねなく/ご勝手に」を表す英語表現まとめ!例文多数!

英語で「ご自由に/気兼ねなく/ご勝手に」を表す表現は幾つかありますが、それぞれニュアンスが異なるので適切に用いる事が必要になります。

そこで今回は「ご自由に/気兼ねなく/ご勝手に」英語でを表す表現を幾つかまとめて、それぞれ簡単に解説していくので参考にして頂ければ幸いです。

feel free to do
気兼ねなく~する/遠慮なく~する

freeという単語は形容詞として「自由に(な)」という意味なので、feel free to doはそのまま訳すと「~をするにあたって自由であると感じる」などという風になります。

これを自然なニュアンスに直すとfeel free to do=「気兼ねなく~する/遠慮なく~する」などという風になります。

なので、このフレーズは誰かに対して「遠慮なく~して下さい」などと言う場合に用いられる事が多いです。

ちなみにbe free to doでも同じような意味になりますが、この場合は「~をするにあたって自由である」という意味になるので、feel free to doとは少しニュアンスが違います。

例文

Please feel free to contact me if something happened.
何か起きた場合は気兼ねなく私に連絡して下さい

Oh please feel free to help yourself to more drinks.
飲み物のお代わりはどうぞご自由に

Please make sure the door is looked and then feel free to go out anytime.
ドアに鍵がかかっている事を確認したらいつでもご自由に出かけてもらってもかまいません

My girlfriend said that I could go out with other girls without telling her anything, but I really don’t feel free to do such a thing.
彼女は私が何も言わずに他の女の子と出かけても良いと言ったが私にはそんな事を気兼ねなくする事はできない

Feel free to stay with us as long as you’re in town.
町にいる間は私達の所に気兼ねなく泊まってくれても大丈夫ですよ

You are free to go out, but please let me know first.
ご自由に出かけてもらっても結構ですが先に私に一声かけて下さい

You are free to change your plan anytime.
あなたは何時でも自由に計画を変更しても構いません

help yourself to
~を自由に使う/食べる/飲む

このフレーズは主に飲食物などを相手に勧める場合などに「ご自由にどうぞ」などと言う時に用いる事ができるフレーズです。

フレーズの説明の前に先ずは簡単に動詞helpについて簡単に解説していきます。

helpには「~を助ける/手助けする」などという基本的な使い方の他にも「~に~(飲食物など)を取ってやる」などという使い方があります。

She helped me to some coffee.
彼女は私にコーヒーをついでくれた

May I help you to some more meat?
お肉のお代わりはいかがですか?

helpには元々「誰かが何かをしやすいように手助けする」などというニュアンスがあるので、上記の例は「誰かが肉や飲み物にありつくのを手助けする」などという風に考えると分かりやすいです。

さて、上記の説明を踏まえた上で「help yourself to~」について考えてみましょう。

help yourself to~はそのまま訳すと「あなた自身に~を取ってやる/使わせてやる」などとなりますが、このフレーズは命令形で使う事がほとんどなので、help yourself to~と言ったら「あなた自身に~を取ってやりなさい/使わせてやりなさい」=「~をご自由に使って下さい/~をご自由に飲食して下さい」というようなニュアンスになります。

なお、文脈によっては呆れた感じで「ご自由に/ご勝手に」というようなニュアンスにもなります。

例文

I baked lots of cakes for you, so please help yourself to more.
あなたの為にたくさんケーキを焼いたからどんどん食べて下さいね

Welcome to our party, please help yourself to drinks or food.
パーティーにようこそ、飲み物や食べ物はご自由にお取り下さい

A:Do you mind if I used your phone?
あなたの電話使ってもいいですか?

B:Sure, help yourself (to my phone).
いいよ。ご自由に

suit yourself
勝手にしろ/ご自由にどうぞ

suit yourselfを使っても「勝手にしろ/ご自由にどうぞ」というようなニュアンスにもなります。

suitは動詞として「(目的/好み/条件などに)合う/合わせる」というような意味合いがあるので、suit yourselfとすると、「自分の目的/好み/条件などに合わせる」=「自分の好きなように振る舞う」=「勝手にする/気兼ねなくする」というようなニュアンスになります。

そして、このフレーズはhelp yourselfと同じように命令形で用いるのが一般的なので、そうすると「勝手にしろ/ご自由にどうぞ」というようなニュアンスになります。

なお、このフレーズはほとんどの場合呆れた感じで、またはケンカ腰で相手に「勝手にしろ」と言うような場面で用いられます。

例文

I don’t want to talk to you anymore, just suit yourself.
あなたとこれ以上話していたくない。もう勝手にしてくれ

You don’t wanna listen to me, okay, suit yourself.
私の話は聞きたくないんだね。分かったよ。勝手にしろ

You told me to suit myself, so I did.
君が勝手にしろと言ったからそうしたまでだ

do as you please/do whatever you want
ご勝手にどうぞ/ご自由にどうぞ

最期に、do as you pleaseまたはdo whatever you wantを使っても文脈によっては「ご勝手にどうぞ/ご自由にどうぞ」というようなニュアンスになります。

先ずpleaseは自動詞として「好む/気に入る」などという意味があります。

なのでdo as you pleaseとすると、「あなたの好きなようにしろ」=「ご勝手にどうぞ/ご自由にどうぞ」などというニュアンスになります。

そして、whateverというのは代名詞として「なんでも/どんな物事でも」などという意味があるのでdo whatever you wantとすると「あなたのやりたいように何でもしろ」=「ご勝手にどうぞ/ご自由にどうぞ」などというニュアンスになります。

例文

A:So can I go now?
もう行っていいかな?

B:(do) As you please.
勝手にしろ

Okay, fine, do whatever you want.
分かったよ。ご勝手にどうぞ

If you say so, do whatever you want.
君がそう言うならご勝手にどうぞ

I want you to do as you please.
私はあなたの好きなようにしてほしい

You know you can do whatever you want.
君のやりたいように何でもやっていいんだよ

I don’t care, just do as you please.
どうでもいいからもう勝手にしてくれ

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