日本語にたくさんの相槌の種類があるように、英語にもたくさんの相槌表現がありますが、それぞれニュアンスが微妙に異なるので適切に使い分ける必要があります。
そこで今回は一般的に良く用いられるものを優先的に幾つかピックアップして、それぞれ簡単に解説していくので参考にして頂けたら幸いです。
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yes/yeah
一般的に最も良く用いられる英語の相槌表現と言えばやはりyesまたはyeahです。
両者は肯定の意を表す最も一般的な単語であり、日常会話には欠かせない「うん」や「あー」のような相槌表現になります。
なお、文脈によっては「そうか」「そうなんだ」などというニュアンスにもなります。
また、疑問符をつけると「そうなの?」などというニュアンスにもなります。
発音はイェス/イェア
例文
A:You know I still love him.
私はまだ彼の事を愛してるのよ
B:yeah?.
そうなの?
A:But I can’t be with him anymore.
でも彼と一緒にいる事はもう出来ないわ
B:yeah.
そうだね
mm
mmは主に相手の話を聞いている事を意味する相槌表現です。
基本的には唸り声のようなもので、日本語の「うん」や「うむ」などに該当します。
なお、疑問符をつければ「んん?」または「うん?」などとなります。
また、mを3つつけると「うーん」となり、何か満足げに唸っているように聞こえるので注意してください。
例えば、美味しいものを食べた時に「うーん、美味い!」などと言う場合などに用いられます。
発音はンン
例文
A:Er, I have a favor to ask of you.
頼みたい事があるんだけど
B:Mm.
うん
A:Can you lend me another $100?
また100ドル貸してくれない?
B:Mm?
んん?
hmm
hmmは思案している事や困惑、難色を意味する相槌表現です。
ニュアンスや発音は日本でもよく使われる「フーム」とほとんど同じですが、英語の場合は基本的に口を開けずに空気を鼻から抜きながら発音します。
また難色を示して「うーん」などというニュアンスにもなります。
発音はフム
例文
A:Are you coming with us to the party or not?
私達と一緒にパーティーに行くの行かないの?
B:Hmm.
うーん
A:Forget it.
もういいよ
uh huh
uh huhはよく海外ドラマや映画などで耳に表現で、実際に日常会話などでも頻繁に用いられます。
基本的に肯定、承諾、承認、許諾を表して「うん」などという言う意味合いで用いられる事が多いですが、文脈によって様々なニュアンスになります。
例えば「なるほど」「そうなんだ」「へー」「フーン」などと言うニュアンスにもなります。
なおuh単体で用いる場合は「あー、えー、そのー」などというニュアンスになります。
また、huh単体で用いる場合は驚きや不満、軽蔑などを表して「ふん」などというニュアンスになり、さらに、疑問形で用いる場合は驚きや不満、軽蔑などを表して「は?」「なんだって?」などというニュアンスになります
発音はア ハァ
例文
A:Did you understand what I said.
私が言った事理解した?
B:Uh huh.
うん
A:So I changed my phone number.
だから電話番号を変えたのよ
B:Uh huh.
へーそうなんだ
okay
okayは基本的に肯定、承諾、承認、許諾を表して「はい」「いいよ」「分かった」などという意味合いの単語(形容詞または副詞)ですが、文脈によっては「そうか」「なるほど」などというニュアンスにもなります。
発音はオゥケェイ
例文
A:I think it doesn’t work for us.
それは私達には効果がないと思うの
B:Okay.
そうか
A:Okay? That’s it?
そうか?それだけ?
wow
wowは驚きを表す表現になります。
文脈によっては尊敬や憧れを表現する事も出来ます。
ニュアンスは驚いた時や感動した時などに我々日本人が使う「うわー」に近いですが、そのまま「わーお」と訳した方がしっくりきます。
発音はワァォ
例文
A:I got pregnant!
妊娠したの
B:Wow.
わーお
A:yeah “wow.”
驚きだよね
is that so?
is that so?は疑問符がついていますが、相槌として用いる場合は「あらそう」「そうか」「そうなんだ」などというニュアンスになります。
発音はイズ ザァトゥ ソォゥ
例文
A:That’s not her fault.
それは彼女のせいではないよ
B:Is that so?
そうなんだ
A:Yeah because she is just slow a little.
うん、彼女は頭がちょっと悪いだけだからね
right
rightは「正しい」を表す単語(形容詞)ですが、相槌として用いる場合は「そうだね」「そうだな」などの共感や賛同を意味する表現にもなります。
発音はラァィトゥ
例文
A:We have to wake up early tomorrow.
明日は早くに起きなきゃね
B:Right.
そうだな
A:So let’s sleep now.
だから今すぐ寝ましょう
B:Right.
そうだな
true
trueは「真実」を意味する単語(形容詞)ですが、相槌として用いる場合はrightのように「そうだね」「そうだな」などの共感や賛同を意味する表現にもなります。
発音はトゥルゥー
例文
A:She is not as beautiful as I am.
彼女は私ほど美しくはないわ
B:True.
そうだね
A:Yeah definitely.
絶対にそうよ
indeed
indeedは「本当に」「実際に」などを意味する単語(副詞)ですが、相槌として用いる場合はrightやtrueなどのように「そうだね」「そうだな」などの共感を表す表現になります。
発音はインディィードゥ
例文
A:He is not kind to me.
彼は私には優しくしてくれない
B:Indeed.
そうだね
A:Maybe I’m gonna complain about it to him someday.
その事でいつか彼に文句を言ってやろうかな
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