英語で「疑う」という意味のdoubtとsuspectの違い、使い分けについて

doubtsuspectはどちらも「疑う」という意味合いの動詞ですが、それぞれニュアンスが違うので簡潔に解説していきます。

doubt

doubtは「~ないのではないかと疑念を抱く」=「疑う」というように「ない方」に疑念を抱くと言った感じになります。

なので、「彼は本当はやってないんじゃないかと疑う」や「自分が本当に出来るか疑う(自分では出来ないんじゃないかと疑う)」などと言いたい場合はdoubtを使って表現するのが適切です。

例文

I doubt she did.
私は彼女はやってないと思います

I doubt my ability to do it.
私にはそれをやる能力がないと思います

I doubt about the credibility in the case.
私はそのケースの信憑性を疑います

suspect

suspectは「~なのではないかと疑念を抱く」=「疑う」というように「ある方」に疑念を抱くと言った感じになります。

なので「彼は本当はやったんじゃないかと疑う」や「犯人はあの人だと疑う」などと言いたい場合はsuspectを使って表現するのが適切です。

例文

I suspect she did.
私は彼女はやったと思います

I suspect him to be the man who did it.
私は彼こそがそれをやった張本人だと思います

Don’t suspect me for nothing.
何の理由もなしに私を疑わないでくれ


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英語で「~の家に泊まる」などと言いたい場合はsleep over at~と言うと良いという話

英語で「~の家に泊まる」などと言いたい場合はsleep over at~と言うと良いでしょう。

名詞形は間のスペースを詰めてsleepoverとなり、have a sleepover at~で「~の家に泊まる」というようなニュアンスになりますが、sleepoverは「お泊り会/パジャマ会」というような意味合いなので、比較的幼い子供が誰かの家に泊まる時に用いられるのが多い印象です。

多分動詞のsleep overももともとは比較的若い世代の人が誰かの家に泊まる時に用いられる表現だったと思いますが、現在では特に意識なく使われている印象です。

例文

Is it okay if I slept over at my boyfriend house tonight mom?
お母さん、今日彼氏の家に泊まってもいい?

You’re not allowed to sleep over at your friends’ houses yet.
君はまだ友人の家に泊まる事を許可されていない

I just lost the last train of the day, can I sleep over at your place tonight?
たった今終電を逃してしまったよ。今日君の家に泊まってもいいかい?

What does it cost you if I slept over at my friend’s house?
私が友人の家に泊まると何かあなたに不都合があるんですか?

Would you like to have a sleepover with me at my place tonight?
今夜私と私の家でお泊り会しませんか?


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英語で「常識」と言いたい場合はcommon senseと言うと良いという話

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英語で「常識」と言いたい場合はcommon senseと言うと良いという話

英語で「常識」と言いたい場合はcommon senseと言うと良いでしょう。

例えば「常識を破る」とか言いたいならbreak common sense rulesみたいな感じで使います。

なお、common senseは「人がもともと持っているある種共通の感覚、物事の識別能力」=「常識」というような感じなので、日本語の「大人になる過程で自然と身につく知識」=「常識」とは違うという声も聞きますが、大方同じような意味ニュアンスなので基本的には気にしなくて大丈夫です。

ただ覚えて置いた方が良いですよ。

例文

He lacks some of those important common senses.
彼は幾つかの重要な常識が欠落している

Everybody knows that guns are stronger than swords, that’s a common sense.
銃が剣よりも強いってのは誰でも知ってる常識だよ

There are 10 common sense rules I think you should break in the society.
社会において破った方が良い常識、ルールが10個ある

Where did you learn about the “common sense” you say?
君の言うその「常識」はどこで学んだものですか?


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英語で「雨宿りする」などと言いたい場合はhide from the rainと言うと良いという話

英語で「雨が降った次の日/翌日」など「~した次の日/翌日」などと言いたい場合はthe next day~と言うと良いという話

英語で「~の好きなところと嫌いなところは何ですか?/~の好きなところと嫌いなところを教えてください」などと言いたい場合はwhat do you like and dislike about~などと言うと良いという話


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英語の間接話法と直接話法について

先ず初めに

間接話法とはhe said he wanted to live in Japanのようなもので、直接話法とはhe said “I want to live in Japan”のように「彼」が言った事をそっくりそのまま言う話法の事です。

間接話法の場合はhe said he wanted~のように時制を合わせないといけませんが、直接話法の場合はそのまま言えばいいので時制が必ずしも一致していなくても大丈夫です。

間接話法

間接話法は誰かに聞いた言葉を「報告」するような話法になりますので、基本的に過去形が用いられます。

先ほども言いましたが、この場合は時制を合わさないといけません。

あと、文脈によっては適切に大過去(had+過去分詞)を使わないといけません。

例えば、「彼女は彼を見たと言った」という事を間接話法を使って表現する場合、she said she saw himと言ってしまうと「彼女は彼を見てる/彼が見えると言った」となってしまいます。

she says she sees him「彼女は彼が見えると言っている」

she said she saw him「彼女は彼を見てる/彼が見えると言った」

なので、この場合は大過去を使ってshe said she had seen him「彼女は彼を見たと言った」と言わないといけません。

一方he said he wanted to live in Japanという文では、彼がそれを言った瞬間と彼が日本に住みたいと思っている瞬間が一致しているので大過去を使う必要はありません。

それを言った時には当然それを思っていたのだから大過去は不要です。

例文

He said he didn’t like tomatoes.
彼はトマトが好きではないと言った

He told me he was happy with her.
彼は彼女といれて幸せだと言った

He asked me if there was something he could do for me.
何か手伝える事はないか?と彼は私に尋ねた

直接話法

直接話法は誰かに聞いた言葉をそのまま「繰り返す」話法になりますので、簡単です。

引用符””を使ってやれば良いだけです。

例文

Fight me back!” he screamed.
「かかって来い!」と彼は叫んだ

Wow it’s amazing” he thought aloud.
「素晴らしい」と彼は思わず声に出した

Well, she said “Time is Money
そうだな、彼女は「時は金なり」と言ったよ


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英語で「雨宿りする」などと言いたい場合はhide from the rainと言うと良いという話

英語で「雨宿りする」などと言いたい場合はhide from the rainと言うと良いでしょう。

「雨宿り 英語」と検索するとshelterという単語が良く出て来ますが、個人的にはshelter from the rainよりもhide from the rainの方が良く使われている印象です。

例文

Let’s hide from the rain under the tree.
その木の下で雨宿りしよう

We better find a place to hide from the rain first.
雨宿り出来る場所を探すのが先だろ

He didn’t let me in, so I couldn’t hide from the rain.
彼が入れてくれなかったので雨宿り出来なかった


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英語で「良いところと悪いところ/良い点と悪い点/長所と短所」などと言いたい場合はpros and consまたはgood points and bad pointsを使うと良いという話

英語で「雨が降った次の日/翌日」など「~した次の日/翌日」などと言いたい場合はthe next day~と言うと良いという話


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朝はin the morning, 夕方はin the eveningのようにinを使うのに対し、夜はat nightのようにatを使う理由

夜明け、朝、昼、夕、晩のように、英語にもこれらの言葉を意味する表現がありますが、朝夕はinを使うのに対し夜明けと昼夜はatを使う場合が多いです。

今回は何故このようにinatで使い分けられているのかについて簡潔に話していきます。

先ず初めに

inはin a month, in a day, in a minuteのように、ある時間からある時間まである程度間があるような場合に用いられます。

1~30日の間=in a month, 1~24時間の間=in a day, 1~60秒の間in a minute

atはat the moment, at that time, at ten o’ clockのように、ピンポイントまたは点的にある時間/瞬間を言及する時に用いられます。


in the morning

時期によって朝(午前)の時間は異なりますが、基本的に1~6時間ほどの時間の間があります。

なので、朝(午前)はin the morning「(約)朝6時からお昼の12時まで」を使います。

例文

Wake up early in the morning.
朝早くに起きる

Receive a letter in the morning.
朝に手紙を受け取る


in the evening

夕方も朝(午前)と同じで、時期によって時間は異なりますが、平均15時~18時頃までです。

1~3時間の時間の間があるので、これもinを使ってin the eveningと言うのが通例となっています。

例文

Eat something in the evening.
夕方に何か食べる

Meet someone in the evening.
夕方に誰かと会う


at noon

noonは正午(昼の12時ジャスト)を表す単語です。

なので、ピンポイントまたは点的なので、atを使ってat noonと言うのが通例です。

これが「昼頃」ならaround noonという風に言います。

例文

I have an appointment tomorrow at noon.
明日正午に約束がある

Meet me at noon.
正午に私と会ってください


at night

では夜はどうなのか?

夜は一番長いはずなのに何故inではなくatを用いるのか不思議に思っている人も多いかと思います。

これには明確な答えはありませんが、一般的には人は夜眠る事が多いので、夜を知覚する時間が点的のように短いためinではなくatが用いられるというような認識のようです。

現代人の感覚からするとそうは言っても暗くなってから寝るまでに数時間の時間の間はあるのでinを使う方がしっくりくると感じるかも知れませんが、昔の人は電気などなかったので、暗くなったら寝るのが基本だったでしょうから、夜を点的な時間と捉えてatを用いたというのも理解出来ます。

暗くなったら眠る→気づいたら朝になっている=点的=at night

例文

Work at night.
夜に働く

Stay up late at night.
夜遅くまで起きている


at dawn

空が白んでから明るくなるまでの間を「夜明け」と言います。

確かに空が白んでから明るくなるまである一定の時間の間はありますが、感覚的にあっという間に過ぎるので、これも点的と捉えてat dawnと言うのが通例です

例文

It happened at dawn.
それは夜明けに怒った

Wake up at dawn.
夜明けに起きる


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becauseの前にカンマを置く場合と置かない場合のニュアンスの違いと使い分けについて


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becauseの前にカンマを置く場合と置かない場合のニュアンスの違いと使い分けについて

理由を説明する時に良く用いられるbecauseですが、カンマを前に置く場合と置かない場合でニュアンスが若干異なるので今日はその辺の話をしたいと思います。

カンマが置かれる場合

例えば、I didn’t go there, because I felt tired last nightのようにbecauseの前にカンマが置かれる場合は基本的に前半の文を先に訳して、後半の文を「というのも/なぜなら~だから/だったからです」という風に続けます。

I didn’t go there, because I felt tired last night
私はそこには行きませんでした。なぜなら昨夜は疲れていたからです

例文

I know what you did, because I’ve been watching you.
あなたが何をしたか知ってるよ。だってずっと見てたからね

I guess you could get whatever you want, because I think you deserve.
君は多分欲しい物何でも手に入れられると思うよ。なぜなら僕は君にはその資格があると思ってるからね

She will never do such a thing to me, because she loves me.
彼女はそんな事決してしない。なぜなら彼女は私を愛しているから

カンマが置かれない場合

例えば、I like you because you’re so kindのようにbecauseの前にカンマが置かれない場合は基本的に後半の文を先に訳して「~だから/~なので/~だったから~だよ」という風に前半の文を後に訳します。

I like you because you’re so kind.
君はとても優しいので好きだよ

例文

I know what you did because I’ve been watching you.
ずっと見てたからあなたが何をしたか知ってるよ

I guess you could get whatever you want because I think you deserve.
僕は君にはその資格があると思うから多分君は欲しい物何でも手に入れられるんじゃないかな

She will never do such a thing to me because she loves me.
彼女は私を愛しているのでそんな事決して私にはしない

使い分け

使い分けに関しては前半の文を強調したい場合はカンマを置いて先に訳し、後半の文を強調したい場合はカンマを置かずに後半の文を先に訳すと良いと思います。

例文

I know what you did, because I’ve been watching you.
あなたが何をしたか知ってるよ。だってずっと見てたからね

I know what you did because I’ve been watching you.
ずっと見てたからあなたが何をしたか知ってるよ

I guess you could get whatever you want, because I think you deserve.
君は多分欲しい物何でも手に入れられると思うよ。なぜなら僕は君にはその資格があると思ってるからね

I guess you could get whatever you want because I think you deserve.
僕は君にはその資格があると思うから多分君は欲しい物何でも手に入れられるんじゃないかな

She will never do such a thing to me, because she loves me.
彼女はそんな事決してしない。なぜなら彼女は私を愛しているから

She will never do such a thing to me because she loves me.
彼女は私を愛しているのでそんな事決して私にはしない


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anyとsome/anythingとsomethingの違い、使い分け、否定文で使う場合のニュアンスの違いなどについて


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